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ライセンス・スクール

インストラクターのお仕事(ボートライセンス)

みなさんこんにちは!ヤマハ藤田のボートライセンス部インストラクターのゆっきーなです!

普段は免許講習の風景をメインにご紹介してきましたが、今回は視点を変えて、

私たちインストラクターはどのような仕事をしているのかを少しご紹介してみたいと思います。

インストラクターも実はドキドキ

なぜドキドキかというと、受講者同様、インストラクターも受講者と対面するのはその日が初めてだからです(笑)

受講者は、通常、免許の受け付けなどは事前に済ませるのですが、その際、受付窓口が弊社の本社にありますので、受付担当の電話でのご案内か、来店でのご案内になります。

そのため、免許講習を実際に担当するインストラクターは、受講生の名簿や詳細は事前に手元にあるものの、対面するのは講習当日となるのです。

みなさん免許受講生も、どんな先生なのか、男・女がいい、できれば優しい先生がいいなどの色々な希望があるかもしれません(笑)

かくゆう、私たちも、どんな方が取りに来られるのか、ワクワクしながらみなさんを会場でお迎えします。

私は20代半ばの女なので、受講生は大半が年上、しかも男性がほとんどです。私は20代半ばの女なので、受講生は大半が年上、しかも男性がほとんどです。

免許講習の場は、出会いの場

決していやらしい意味でなく、免許講習のインストラクターをしていると、いろんな出会いがあります。

全く違う業種の方もたくさん来られます。講習の息抜きがてら、色んな職業のお話を聞いたり、たまに同じ業者の方が来られ、いろんなマリーナのことを聞いたり、講習を担当している私たちも、すごく人生の勉強になります。

そんなさまざまな方が集まり、講習を担当するわけですが、実際の講習中といえば・・・

左が講師(主に関東の教室で講習を担当しています)。右が受講生です(取得後レンタル会員になられました)。左が講師(主に関東の教室で講習を担当しています)。右が受講生です(取得後レンタル会員になられました)。

万人にわかるような説明を心掛けながら講習を進めます万人にわかるような説明を心掛けながら講習を進めます

説明をしながらも、受講生の反応を伺い、理解度をチェックしながら項目を進めていきます説明をしながらも、受講生の反応を伺い、理解度をチェックしながら項目を進めていきます

実技は、実践を通して身につけていきます実技は、実践を通して身につけていきます

蛇行蛇行

講師はもちろん、本人の納得がいくまで、講師はもちろん、本人の納得がいくまで、

何度も反復練習をします何度も反復練習をします

理解度は人それぞれ

頭で理解できていても、実際に操船となると、なかなか頭の中のイメージで船を動かせない場合がほとんどです。

写真に出演してくださっているIさんはスムーズに操船されていましたが、

特に女性や、車の運転免許を持っていない方、もしくはペーパードライバーの方は、イメージと実践との食い違いに歯がゆさを覚える方が多いです。

それではない方も、なかなか苦労をされます。

なぜなら、船は浮いているから。

浮いている分、車と違って考えることが増え、それに伴い、ハンドル操作なども必要になります。

それがしっかりと身につくよう、その人に合わせ、説明の仕方を変えたり、わかりやすい例をあげたりと、インストラクターは日々成長しなければ多種多様な受講生に対応できません。

 

そんな、

どこのどんな人が来るかわからない、相性が悪い人も中にはいます。天候にも左右されるのでその対応もしないといけない。そんな中で、なにがやりがいかというと、

やっぱり、「そうか!わかった!」とか、「あ!出来るようになった!」「船(ジェット)の操縦ってこんな楽しいんや!」という受講生の反応を見られる・聞けることです。

そして、受講生と一緒に学科の自己採点をして「おおーいけてる(合格してる)!」とか、「確認抜けんと操縦できたで!」とか受講生と共に喜びを分かち合えることです。

数日後の合格発表の日に「先生、合格してたで!」とわざわざ電話をくれる人もいます。

 

私は、インストラクターはこの一瞬のためにやってるんだと実感します。

 

船やジェットが好きな方、海が好きな方、操縦自体が好きな方、教えることが好きな方、色んな人と関わりたい方

そんな方は、船のインストラクターをやってみてください

想像以上に学ぶことが多い世界です。そして、期待を裏切らない職業だと思います。