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メディア掲載 リーガルボート【REGAL 33XO】パーフェクトボート誌 ニューモデル!

大型のプレジャーボートをメインに取り扱う日本で唯一の雑誌である「Perfect BOAT(パーフェクトボート)2020年11月号」にて、ヤマハ藤田が輸入販売しているREGAL 33XOに関する記事が掲載されました。

積極的にアウトボードモデルを発表している「REGAL(リーガル)」から、ツイン300馬力アウトボードを搭載した33フッター エクスプレスクルーザーであるREGAL 33XOが日本初上陸を果たしました。
美しいロケーションの瀬戸内でのシートライアルの光景が記事で紹介されています。

「REGAL 33XO」はアウトボードとのマッチングも非常に良好で、39ktオーバーの軽快なパフォーマンスを見せてくれます。ツインのYAMAHA F300UCAのホワイトも海の景色に映えます。

 

text: Atsushi Nomura

photo: Kai Yukawa
special thanks: REGAL JAPAN www.regalboats.jp

 

■■ リーガルボート 33XO 

PDF版は    こちら>>> 

Perfect BOAT 2020年11月号Perfect BOAT 2020年11月号

最高の非日常のひとときを演出してくれる「REGAL BOATS」 アメリカンエクスプレスクルーザーのOB仕様が初上陸!

 半世紀以上にわたり、アメリカの大手コングロマリットの傘下に入らない独立系ビルダーの雄として君臨してきた「REGAL(リーガル、REGAL Marine Industries, Inc.)」は、数多くのエクスプレスクルーザーやランナバウトを中心としたラインナップを手がけている。
 従来はスターンドライブ仕様がほとんどで、一部の大型艇にはIPSを含むインボードを搭載してきた。しかし2016年秋に「29OBX」というアウトボード搭載モデルが突如デビュー。同年発表された2017年イヤーモデルには、「29OBX」の他に、「23OBX」、「26OBX」、「33XO」、「33OBX」とアウトボード仕様が加わり「Outboard Series」というラインナップが加わった。
 翌年からはOutboard Seriesのレンジ、艇種をさらに拡大。2020年9月現在、アウトボード搭載モデルは21 ~ 38フィートのレンジに13モデルを揃えるに至っている。そのうち、8モデルが「OBX」または「LX」の表記のあるバウライダー、3モデルが「XO」表記のあるエクスプレスクルーザー、2モデルが「SAV」(Sports Activity Vessel™の略)と呼ばれるREGAL 独自のオープンフィッシャーだ。今回紹介するのはOutboard Seriesに最初
期に加わった「REGAL 33XO」の2020年モデル。発表当初から3年以上経ち、マッチングや装備類も含めてより熟成度が高まっている。

 シートライアルのロケーションは岡山市南部の児島にあるマリーナUW1。艇は、ホワイトのハルに、ハルサイドのベースカラーをSteel Garyにし、Flame Redのストライプを施し、さらにデッキサイドにもグレーのストライプをいれたカラーリング。REGALのカラーリングは非常に多彩で、さまざまなカラーパターンをホームページ上で試せるのも嬉しいところ。コクピット上にはスタンダードモデルのタワーではなくハードトップをチョイス。アウトボードエンジンはV6、4.2リッター、300馬力の「YAMAHA F300UCA」の
ホワイトモデルを2基搭載。こちらもハルカラーと美しくマッチしている。
 撮影当日は日本海側を台風が通り抜けており、やや風が強く、目の前の水面にも白波が立っている。しかしマリーナを離れて、しばらく島と島の間を走っていくと風裏になる絶好のフィールドがある。多少風は通るが波はほとんどないフラットコンディション。こういった水面に出会えるのも瀬戸内ならではの魅力と言えそうだ。

 さっそくヘルムを預かる。これまで数々のREGAL BAOTSに乗る機会があったが、アウトボードモデル搭載のREGALは今回が初だ。スロットルを徐々に押し込み、一気にプレーニングさせて3,500rpm程度まで回す。速度は20kt。4,000rpmで26kt、4,500rpmで31ktに達する。「30XO」はおそらく30kt前後がクルージングスピード、この速度域で旋回テストを実施する。左右どちらにターンする際にも、とても滑らかで、優しいヒールを見せながら旋回していく。その後、スラロームをテストするべくステアリングを左右へと振る。やはり傾き方が優しいため、乗り心地は良いし、同乗者がいる場合も安心だ。ステアリングへの反応も良好でアウトボードらしいクイックレスポンスで非常に操船しやすい。

 トリムとフラップをコントロールしながらさらに加速させる。5,000rpmでは35.6kt、最高5,600rpmでは39.6ktに達する。事前に40kt前後と聞いておりほぼクリアした形だ。35kt前後でスラロームも実施したが、クルージングスピードの時に比べるとかなりアグレッシブな走りに変わる。これは結構愉しい。穏やかなクルージング走行とアグレッシブなスピード走行、両方とも楽しめてしまう。一旦、速度を落とし低速での挙動を見たが、ツインアウトボードらしい絶妙のコントロール性能を見せてくれた。さらにこのモデルには「Optimus 360 Joystick Control System」が搭載されており、ジョイスティックによるその場回頭や横移動も可能となっているため、離着岸時にも非常に重宝する。

 現行のREGALのOutboard Seriesは従来からあるスターンドライブモデルのハルをベースにしてアウトボード搭載モデルにアレンジしている。かつてREGALの同じ33フィートのスターンドライブ搭載のエクスプレス艇に試乗したことがあるが、その時の印象と比べても、今回の「33XO」のハルは驚くほどアウトボードとマッチしている。アウトボード専用に作られたハルに搭載したと言われてもおかしくないくらいだ。エンジンのマウント位置、フラップなどの効果を最大限に活かし絶妙の設定になっている。

 「33XO」のレイアウトは、エクスプレスクルーザーとしてはオーソドックスなスタイル。深いブルワークに囲まれたコクピットの後部には大型のスイミングプラットフォームを設け、2基のアウトボードをマウント。前部にはフォアデッキ、その下にフォアキャビンという構造。コクピットは後部にサンベッド、左舷側にL字型ソファ、右舷後部カウンターにリフレッシュメントセンターがあり、冷蔵庫、シンク、バーベキューグリル、ストレージなどが備わる。そしてその前にヘルムステーションが配置されている。

 コクピットはやや前傾したアーチと大型ハードトップに覆われており、日差しを遮って快適に過ごせる。サンベッドには、可倒式の背もたれがあり、大型サンパッドとしても、前後どちら向きのシートとしても使用可能だ。

サンベッド前にもテーブルをセットでき、コクピット左舷のL字型ソファと一体感あるスペースとなる。L字型ソファの後部の背もたれも前後どちら向きでも使えるため、さまざまなシートアレンジが楽しめる。元々スターンドライブ仕様でエンジンルームだったスペースは大型ストレージとなり、スイミングプラットフォーム側からアクセスできる。

 ヘルムス脇のアクセスステップからロアフロアに降りると、かなりのヘッドクリアランスがあるサロンも兼ねたフォアキャビン。右寄りにL字型ソファ、左に大型ギャレーが備わる。随所にストレージがあり、収納力も素晴らしい。フォア寄りのソファの背もたれがフリップアップしてベッドになる仕掛けはなかなか面白い。ギャレーの後ろ側には個室ヘッド、ちょうどコクピットの下部にはミジップキャビンがある。こちらのキャビンにはツインにセパレート可能なキングサイズベッドが備わっている。しっかりとした居住空間も備えたエクスプレスクルーザーである。

 今回の艇のオーナーは「REGAL 23 OBX」からの乗り換え。整備や万一の交換も楽なアウトボード仕様だからこそ購入したそうだ。納艇以降は、ほぼ隔週で遊んでおり、ゲストを招いて瀬戸内の島々をめぐり、船上バーベキューを楽しんでいるという。確かにこういった非日常の演出には最適のボートだと言えるだろう。 P.B.

 

 

 

 

 

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■リーガル社について

リーガル社は1969年に創業したアメリカのボートメーカーで、2019年秋には50周年を迎えました。数多くのプレジャーボートを生産、現在は全世界に輸出しています。ブランド毎の離合集散の多い北米のボート業界にありながら、独立した資本で経営されている稀有なメーカーの一つです。現在も創業一家が経営を行っています。日本では2012年から株式会社ヤマハ藤田が総代理店となり輸入を行っています。

 

Regal Marine Industries, Inc.  Website : 33XOページ

 

■株式会社ヤマハ藤田について

ヤマハ藤田は、創業以来60年間「人と海との共存関係の中に、人の幸せや豊かさが存在する」と考え、最高の品質、適正な価格でマリンサービスを提供するべく、「ボート販売、メンテナンス事業」「ボートレンタル事業」「マリーナ・カフェ事業」「教育・ライセンス事業」を中心に事業展開してまいりました。お客様の価値観やニーズは、時代の変化とともに多様化し、変化します。マリンスポーツを積極的に楽しみたいという若い方々、フィッシングやボートライフを充実させることを生きがいとされるアクティブ・シルバー世代の方々など、様々に変化するニーズに応え、時代に応じた新たな魅力のあるマリンサービスを提供しております。

 

商号   : 株式会社ヤマハ藤田

本社   : 兵庫県姫路市本町155

代表   : 代表取締役社長 藤田 忠久

資本金  : 1,000万円

事業内容 : マリーナ、ヨットハーバー施設の経営およびコンサルタント業務

       ボート、ヨット、エンジンの販売・修理および輸出入業務/

       マリン用品の販売/法定検査手続き/

       小型船舶操縦士免許教習所事業/レンタル事業/レストラン事業

Regal Japan: http://regalboats.jp/

企業サイト: https://www.seasea.jp/

 

■報道関係者からのお問合せ先

株式会社ヤマハ藤田

広報担当:梅崎(ウメサキ)・田住(タズミ)

TEL : 079-289-0011

FAX : 079-289-2266