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REGAL

メディア掲載 リーガルボート【REGAL 42 FLY】パーフェクトボート誌 ニューモデル!

2月5日発売の専門誌パーフェクトボートにREGAL42FLYが紹介されました。

なんと、今回は表紙も飾ってます!!!

ジャパンボートショー2020で国内初お披露目となります。

是非この機会にREGAL BOATSの魅力を感じてください。

横浜ベイサイドマリーナでお待ちしております。

PS

只今、youtube用の動画を編集中ですので、近日公開いたします。

今しばらくお待ちいただけたらと思います。

 

■■ リーガルボート 42FLY 

PDF版は        こちら>>>  

驚くほどのボリューム感、42フィート艇の常識を凌駕する居住空間を実現期待のREGALのフライブリッジタイプが遂に日本初上陸

 

アメリカの独立系ボートビルダーの中では最大規模のブランド「REGAL(リーガル)」は、1969 年の創業以来、数多くの小型ランナバウトや中型~小型エクスプレスクルーザーを生産し、このジャンルでは世界的に高い評価を得てきた。

しかし、REGAL は近年大きな変化を遂げつつある。2016 年のアウトボードシリーズ登場以降、ラインナップを大きくリニューアル、翌年にボードを搭載した非対称型センターコンソーラーとも呼ぶべき「SAV」シリーズを発表している。

 

アウトボードのラインナップは、北米では特に人気。ここに来てREGALは大きく躍進を遂げている。

 

今回紹介するのは2017 年に発表され、マイナーチェンジによりさらなる進化を遂げた「REGAL 42 FLY」だ。

フライブリッジタ イプの開放感は捨て難い。そんな「REGAL 42 FLY」が日本初上陸を遂げた。REGAL のフライブリッジ艇としても初上陸となる。

神戸港の沖合いが10m/s 以上の強風が吹き続けるコンディションだったため、そこまで回転数を上げなかったものの、フライブリッジ艇とは 思えないスピード感は素晴らしい。

 

 

「REGAL 42  FLY」の全長は12.28m、全幅は3.96m とかなりのワイドビーム。2020年のREGALのイヤーモデルとしてはフラッグシップに該当する。エンジンはVOLVO PENTA D6 IPS 600(435馬力)を2 基掛け。最高速度は34ktに達する。今回は神戸港の沖合いが10m/s 以上の強風が吹き続けるコンディションだったため、そこまで回転数を上げなかったものの、フライブリッジ艇とは 思えないスピード感は素晴らしい。

 

2017 年モデルに比べると

内装や外装のカラーリ-ングなどが変更されており、今回の艇はカラーリン グはハルサイドとハルボトムにSteel Grayを、舷側下部のストライプとエアインテークカバーにBimini Blueを採用。なおハルサイドとハルボトムは10 色、ストライプは無色を含む12 色からチョイスできるという。

42フィートのフライブリッジ艇のためノーズは短めだが、ビームがしっかりとられている分、フォアデッキは広々としてい る。

 

中央には

サンパッドを配置、可倒式オーニングもあり、コンディションの良いときにはゆったり寛げそうだ。フォアデッキからアフトコクピットへのアクセスは、両舷のサイドデッキを経由する。左舷側はそのままコク ピットへ繋がるものの、右舷側はアフトコクピットのL 字型ソファの背に妨げられている。しかし、背もたれは簡単に外せてステップが現れるた め、むしろ行き来がしやすい。後部スイミングプラットフォームとの間も両舷からアクセス可能。右舷側には小さなステップが設けられており、これが桟橋や岸壁などとのアクセスにも非常に便利だった。

 

アフトコクピットは

後部から右舷にかけてL 字型ソファとバーベキューカウンター、左舷にはフライブリッジへのアクセスステップが配置されている。メインサロンとの間を仕切るガラス製のエンクロージャードアはほぼフルオープン可能。同じデッキレベルにあるため、ア フトコックピットとメインサロンは一体化する。メインサロンをアフトコクピットに向けてシームレスに広げた感じで、大人数でのオンデッキパーティーやクルージングの際に多彩な使い方を楽しめそうだ。

 

メインサロンは

前後はもちろんサイドウィンドウも巨大なため、採光 性が極めて高く、とても明るい雰囲気だ。サロンの最前部右舷側にロア ヘルムステーションが設けられているが、ここからの視界は想像以上に 良かった。極端に傾かない限り左舷後方もしっかり確認できるだろう。

 

メインサロンのレイアウトは

後部左舷にU 字型の大型ソファとラウンジテーブル。右舷には冷蔵庫などがマウントされたカウンタータイプのアッパーギャレーを配置、まっすぐだった以前のカウンターとは異なりL字型レイアウトに変更され、使い勝手を増している。

 

ヘルムステーション左脇のステップを降りロアデッキへ。

この空間をREGAL では“Open Air Atrium(オープンエアアトリウム)”と呼んでいるが、上部にちょうどフロントウィンドウが来るためにかなりの開放感がある。アトリウムの右舷側にはフォアステートルーム内からもアクセス可能なダブルドア付きの個室ヘッド。ヘッドの奥にはセパレートされ たシャワールームも設けられている。左舷側にはダウンギャレーが配置 されている。オプションではダブルヘッド仕様もチョイス可能だ。

 

前にはアイランド型のクイーンサイズのベッドを配置したフォアステートルームが来る。

アトリウムの後ろのステップをさらに降り、ほぼミジップにあるアフトステートルームへ。面白いのはここにドアが無いこと。

アトリウムの明るさ、さらには舷側の大型ウィンドウからの採光によりロアデッキにありながら非常に明るい。アフトステートルームにはアイランド型のキングサイズベッドがワイドビームを活かして横向きに配置 されている。

アフトコックピットのアクセスステップを上がってフライブリッジへ。

42フィート艇としてはフライブリッジの広さはかなりある。前部の右舷  側にアッパーステーション。ステーションの左脇にもサンパッドがあり、パッセンジャーシートなどと合わせキャプテンを囲むようなレイアウトになっている。

 

近年のこのクラスの欧米のクルーザーに多い意匠で、走航中にキャプテンを一人にしない工夫がなされている。キャプテンシー トの後ろにはL 字型シートとテーブルが配置されている。

 

パワートレインはVOLVO PENTA IPS600。

ジョイスティックによるコントロールが可能で、強風下での離着岸も比較的安心感がある。

オートフラップも搭載、もちろんマニュアル操作も可能だ。その他、ジャイロ スタビライザーのSEAKEEPERも搭載しているが、今回のコンディション下では抜群の効き目だった。沖合いで横波を受けながら停泊し、撮影を実施したが、驚くほど横揺れを減衰してくれた。

 

須磨ヨットハーバーを出航し、神戸港に向かう。
強風のためフライブ リッジでの操船にはゴーグルが欲しいくらいだったが、軽快でパワフルな走りを見せる。加速性能は非常に優秀で一気にプレーニング、42 フィートというサイズを感じさせない軽快さがあった。

 

旋回は、

IPSならではのクイックでタイトなターンを見せる。クルージングスピードは28ノット程度。復路はロアステーションで操船したが、波にはかなり強く、多少のうねりや波はものともしない。うねりで跳ねてもいやなきしみは  なく、衝撃も小さい。

 

42フィートというサイズを大きく凌駕した居住空間、随所にREGAL  ならではのアイディアを凝らした艤装の数々。クルージングだけでなく、 マリーナステイやオンデッキパーティーなど、「REGAL 42 FLY」はマリンライフの愉しみを大きく広げてくれる可能性を秘めているボートだ。P.B.